見所 / 古跡
大南門城&碑林
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台南市中西區聖前里南門路24巷 |
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8:30 ~ 21:00 |
台湾で唯一の甕城
台南城の城門は八個があり、そのうち現在は大南門、大東門と小西門の三つしか残っていません。その中でも大南門は甕城(おうじょう)の形で、台湾で唯一の甕城でした。甕城とは城門の外側に突出して設けられた半円形または方形の城壁で、城門の防御を強化する目的のものです。敵をかどわかして城の中に入れます。
大南門は二つの門があり、一つ目は外にある城門で、門に「大南門」が書いてあります。大南門は弧状の形で、「半月城」とも呼ばれています。門の中に道光時代設置された石碑があり、石碑に「農商負販,車牛往來,不許兵役勒索,特示」と書いてあり、城門を守る兵士はここを通る人からゆすりとることは禁止という意味です。また二つ目は入城の門で、門に「寧南城(入城したら、寧南坊というところになりました)」と書いてあります。現在残った三つの城門は大南門しか城門の上まで登れませんが、よければ、上まで登ってみてください。
大南門城は台湾で唯一の甕城です。
面白い碑林
南門城は特殊な形をした城門だけではなく、別な意味で特別なのは「碑林(古い石碑や刻石を集めて立てたもの)」です。明時代と清時代には台湾全土で約300個の石碑があり、南門城はその五分の一の、61個の石碑があります。石碑の数としては台湾で最多です。歴史や古人を知るため、石碑は大切なヒントになりす。素朴でつまらない石碑が実は面白いのです。例えば、清の光緒一年に台湾知府が設置された石碑は「嚴禁藉屍嚇詐示告碑」と書いてあり、屍(死体)をお金を貸してくれない人の畑に置くのは禁止だという意味です。また清の同治時代に大南門市場で置いてある石碑は無頼漢が市場で働いている人に迷惑をかけることを防ぐためでした。石碑は庶民の生活を記録しただけではなく、歴史上大事な事件も載せてあります。清の乾隆時代に蔣元樞が設置した「恭修萬壽宮圖碑」、「殉難義塚碑」、「安平第一橋碑記」などの石碑は昔の府城のことを知ることができます。
石碑の効用
昔の時代、印刷技術は発達しておらず、長時間にわたり知らせる場合は石碑でお知らせするのは一番いい方法でした。石碑は功績をたたえる、禁止のことを知らせる、学術をのせる、宗教を説明するなどたくさんの種類があります。現代人は石碑の文字や図などから歴史についての勉強になります。
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