安平の伝統的な住宅

この二つの街は伝統的な住居地区です。たくさん剣獅がこの中に隠れています。歳月が流れても過去の繁栄に戻れませんでしたが、ゆっくりと歩いて見ると、過去の栄光が垣間見れるようになります。また屋根や街角で思わず興味深いものを発見するかもしれません。

建材

安平の伝統的な建材はレンガ、老古石と牡蠣殻粉末カルシウムでです。古い街でよく見かけるレンガで作った壁はオランダ時期から使われ、今でもよく使われています。琉球石灰岩は海で死んだサンゴや貝類などの生物の殻が堆積してできたもので、中国語では「老古石」と呼ばれます。昔台湾では琉球石灰岩は、建築材料としてよく使われていました。老古石で作った壁は素朴な漁村を感じさせます。この建材は澎湖から船で運ばれて来たものです。石を乱張りで貼ることにより独特な表情をみせています。

 

老古石で作った壁です。

 

牆門 (チィァンメン)

牆門は三つの部分に分かれています。

一つ目はレンガを重ねて作った上部です。一番上の部分は四披水屋根(四角形で、斜度がある屋根)で、たまに魔除け置いてあることもあります。

二つ目は門の上の梁です。門の上の梁に浮彫や濃絵の剣獅が飾れてます。両側の部分はひょうたんの形で、吉祥を表わしています。

三つ目はで出入口です。

 

安平地域の民家は門や窓の位置が低く造られています。背が低い人は手を上げると天井に触れるくらいの低さです。窓も腰と同じくらいの低さです。昔の安平は三面が海に面している地形で、海風と砂を遮るため、門や窓などが小さく設計されました。

 

「茉莉巷」の左側の左側の民宅の門や窓は低いです。

 

私の身長は158センチですが、この門は私よりちょっと高いだけです。

 

燈洞 (デェンドン)

壁に四角形、ひょうたんの形、多角形の燈洞を作り、照明や魔除けに使います。

 

側門 (ツェアメン)

端に路地がある民家は小さいアーチ型の門を作り、ここから出入りができ便利です。

 

刀劍屏 (ダオジエィンピン)

刀劍屏(ダオジエィンピン)、悪運を避ける作用があります。正門や母屋の前に置いてあります。刀、劍、戟、斧などの武器を中央にさしています。外に面している部分は悪運を避けるのがメインで、剣獅や八卦(はっけ)などの絵が描かれており、中に面している部分はお祈りするのがメインで、キリン(中国神話に現れる伝説上の霊獣)、コウモリなどの吉祥文様が描いてあります。

 

風獅爺 (シーサー)

安平地方の人々は風獅爺を「瓦將軍(ウァジィァンジュン)」と呼びます。風獅爺は18世紀から19世紀の建物の特徴です。普通には妻梁に置いてあります。馬や獅子に乗る様子を描くことにより、悪運を避けることがでますし、病気が回復するともいわれています。ある家の妻梁には風獅爺の代わりに陶器の鉢、碗、缶などの容器がおいてあります。また神様からもらった神札(お守り)を焼いて水に入れるための容器とも言われています。

 

安平で出会ったシーサーはかわいくて、面白いです。

 

可愛いシーサーです!

 

あっちこっちを見ないと見つけられませんよ。

 

剣獅

(剣獅について説明はこのリンクをご覧ください)

剣獅は街角や、門楣(門の上の梁)、屏風、王船(台湾各地の王船は、遊天河儀式が主流だった)船首にもあります。剣獅の特徴は刀剣が獅子の口にくわえ、まるで獅子が剣を咬んでるみたいです。悪運を避ける魔除けで、家の災禍を祓い消し、鎮めるというものです。まるで本当のような剣獅は飾り物としても使われています。安平にたくさん剣獅があって、それぞれ違った表情をしていて同じものはあまりありません。

 

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